AUGUSTOOPPO 1939–2015
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批評的考察

Exclusion:斜めの面と分断された空間

灰色、象牙色、桃色の大きな斜めの面が噛み合うが、単一の空間にはまとまらない。中央の明るい三角形と周縁の細かな痕跡が構成を開いたままにする。

アウグスト・サルヴァトーレ・オッポ、ASO-0277、作家自身による題名 Exclusion、1999年:明るい三角形を囲む灰色と桃色の斜めの面

批評的読解

Exclusionでは、灰色、青色、象牙色、桃色の大きな面が斜めの切れ目で出会う。広い明色の三角形が中央を開き、左には暗めの帯が垂直に上がり、右の小さな矩形の区画には紫の斑点と途切れた印が残る。下方の桃色の場には細かな痕跡が散り、表面に「Exclusion」という語も見える。資料には1999年、37 × 26 cmと記される。この題名は資料館が編集上与えた名称ではなく、作家自身によるものと確認されている。ただし資料は絵が特定の出来事を描くとは述べず、技法も記していない。

中央の明るい領域は通路を開くようだが、その形は縁、重なり、暗い帯によってすぐに遮られる。明るい斜線は左上から右の中央へ走り、矩形の区画にぶつかる。別の場所では刻まれたような表面が動きを止め、進路を変える。目は連続した道を探すが、面ごとに方向が変わる。奥行きは統一された遠近法からではなく、前に出たり退いたりする表面の交替から生まれる。遠くからは全体の噛み合わせが読め、近づくと継ぎ目、摩耗、視線を遅くする小さな印が現れる。

左の青灰色の縦帯には短い暗色の線や、輪または括弧に似た形がある。読める文字にも判別できる物にもならない。その小ささは隣の広い明色の開口と対照をなし、帯を単なる建築的支柱とは見せない。右の矩形区画は分割の原理を繰り返すが、紫、灰、ベージュの斑点を不規則に収めている。こうして画面は比較的明るい中心と、断片的な情報を留める周縁を対置する。完全に空白の場所も、完全に解決された場所もない。

下方の桃色は全体を支えるうえで大切である。その暖かさは灰色や青色と対照をなすが、それらを消し去らない。大きな暗色の曲線が境界の一部を描き、中央とさらに下の印を視覚的につなぐ。散った痕跡は筆記や小さな人物を思わせても、確かな場面を作らない。色はある印を吸収し、別の印を際立たせるように見える。写真に見える題名の語は具体的な文字の証拠だが、残りの痕跡まで解読すべきメッセージにはならない。作品は明示された題名と形の曖昧さを分けて保つ。

写真からは起伏、溝、擦り減ったような部分がうかがえるが、資料は素材も制作方法も特定しない。したがって、これらの差異が画面でどう働くかを述べるのが正確だ。盛り上がって見える縁は一部の噛み合わせを鋭くし、摩耗は別の境界を広げたりぼかしたりし、内部の斑点は面を純粋な幾何学図形にさせない。構造が一枚岩に見えるのは最初だけである。よく見ると、単一の秩序に抗する小さな摩擦が走っている。「Exclusion」という題名は、面が余りなく合わさりきれないことに視覚的な響きを見いだす。

批評上の論点

「Exclusion」が作家自身の題名と記録されている以上、単なる目録ラベルとは重みが異なる。しかし語と画像の関係は開かれたままだ。資料は誰が、あるいは何が排除されるのかを語らず、公的・私的事件にも結びつけない。形式上は、面が触れながら融合せず、一部が明瞭な縁の向こうに離れていると観察できる。作品は分離を見えるものにするが、架空の主人公を必要としない。批評の正確さは、絵が実際に作る境目と間隔を追うことにある。

同じく1999年と記録された Cavallo a vapore と比べると、二つの噛み合わせ方が明らかになる。そちらでは灰、青、桃色の大きな量塊が暗い中心へ圧縮され、黒い輪郭は太く、表面もより緊密に見える。Exclusion は近い色域を使うが、明るい隙間を多く開き、周縁に刻み目と小区画の網を残す。前者の力は圧迫される量塊に、後者の課題は分割された空間で共存しにくい部分にある。同じ年という事実は年代の近さを示すだけで、着想の順序や共通の主題を示さない。

Entrare nella luce でも広い明色の場が灰色の面と浮き上がって見える印に囲まれるが、紫の小人物が人間の尺度を持ち込む。Exclusion は明部と周囲の構造の関係を保ちながら、明確な人物を置かない。比較から、境目と人物の関係が空間の読みをどれほど変えるかが分かる。判別できる人物がいない絵では、作家の題名と面の噛み合わせだけが緊張を担う。この対照は形式上のものに限られる。Entrare nella luce の資料に年記はなく、1999年との比較はできない。

明るい中心は画面からの出口に見えるかもしれない。しかし三角形は遠近法に沿って通り抜けられる穴ではなく、別の表面に接し、印が横切る色面である。明るさは目を引くが、縁はそこへの接近を複雑にする。右の小矩形の整列も答えを与えず、それぞれに不完全な痕跡が残る。作品は空間を内と外の二分法に還元しない。題名が呼び起こす排除は多くの境目に分散し、その閉鎖と通過の可能性はそれぞれ異なる。

下縁に見える文字は慎重に扱うべき細部だ。その語が画面内に存在することは確かめられるが、他の印すべてが文字になるわけではない。文字を連想させても確定できる字をなさない線は、視覚的痕跡として開かれている。あらゆる印をメッセージと読めば、表面の豊かさは損なわれる。細線にはリズム上の役割もある。大きな斜めの切断のあと視線を遅くし、桃色の表面へ注意を戻す。題名は読めるが、周囲の織り目は見つめる必要がある。

アウグスト・オッポの経歴 は1999年の背景を与えるが、題名だけを説明する具体的事情は記していない。最も重要な資料上の事実は題名が作家に帰属することであり、作品群の多くの記述的な名称と区別すべきだ。面、中央の光、周縁の印を分析すれば、社会的または自伝的な寓意を押しつけずに名と画像の関係を論じられる。技法の記録がないことも、推測した素材ではなく目に見える効果を語るよう促す。構成にはどんなラベルも尽くせない複雑さが残る。

評価

Exclusion の説得力は、明確な題名と単純な図解を拒む形を緊張させることにある。見る者はまず語に出会い、分離、噛み合わせ、通路が絵の中でどう生じるか確かめねばならない。大きな明色面が認識できる中心を与える一方、両側の帯と小区画は早すぎる結論を妨げる。構成は即時の衝撃と時間をかけた観察を両立させる。大きな面は方向を示し、小さな痕跡はその道筋を問い直し続ける。

青みの灰色、象牙色、桃色は画面を散らさないほど統一され、境目を読めるほど違いもある。盛り上がって見える部分は縁の抵抗を強め、摩耗と斑点はより繊細な動きを通す。絵は特定の場所を描かず、その必要もない。抽象的な状態を具体的な視覚経験に変えるところに力がある。開口へ近づき、障害に出会い、別の断片へ向かうのである。

1999年の他の構成と比べると、面と痕跡の間にある本作固有の均衡が見えてくる。作家が選んだ語は重要だが、作品の価値は「排除」の唯一の解釈には依存しない。表面が不完全な接触、距離、抵抗をどれほど精密に組織するかにある。そのため絵は視覚構造として見る自由を保ち、題名の問いも開いたままにする。